私たちが施術をしていて、よく聞かれるシリーズ
のひとつが これ。
現代では「手をつかって行う施術」をひとまとめにして、
マッサージと呼びますが、実は色々と違いはあるのです。
【生まれ】
スゴ〜く 大ザッパ に分けると
◆指圧やあん摩・・・アジア
◆マッサージ・・・ヨーロッパ
の発祥が違い、
気候の違いによってその施術方法が異なるという特徴があります。
【やり方の違い】
その1:方法
・指圧やあん摩・・・布や衣服の上から施術。
・マッサージ・・・素肌に直接オイルやタルク(粉)などを使い施術する。
その2:順序
・指圧やあん摩・・・遠心性(心臓から離れていく)
・マッサージ・・・求心性(心臓へ向かって)
という概念としての違いがありますが、
これらは治療目的により現代では併せて使うので、
「教科書的に言えば」というところになります。
【効果の違い】
正直治療をしていて、その目的によって併せて使うので、
これと言う差は申し上げられません。
ですが特徴が色濃く出るのは オイルマッサージ でしょう。
天然の草花から抽出したアロマエキスは、
その香りにより、色々と効能に違いがあります。
特にリラックス効果を引き出すアロマの効果には、
ストレス社会における 健康被害 とその 課題 に大きく貢献し、
見逃せない方法と言えるでしょう。
このオイルマッサージを効果的にヘルスケアに取り入れるのも、
とても効果的な方法として選択することができます。
【なぜ治療院ではオイルマッサージが少ないのか】
私個人の考えや方針なども入ってしまいますが、
このような理由が考えられます。
◆香りには 好き嫌いがあり、連続して施術をする場合にはどうしても香りが残ってしまい、
香りが苦手な患者様には苦痛となってします。
◆施術を連続して行うには不向き
オイルマッサージ専門店でないことが前提として言えば、
・オイルなので、手指洗浄に時間がかかる
・手指にも香りが残る
・ベッドメイク 及び リネン類の交換に手間がかかる
(洗濯も大変でしょうね・・・)
そして何より、
男性治療師の場合は「ニーズがない」と言うことです。
女性の患者様は素肌に直接触られたくない
と言う方も多かったですし、
男性の患者様は、ワザワザ男性に触られたくない
と言うのが本音でしょう。
少なくても私が国家資格を取る前の2002年ぐらいまでは・・・
もちろん必修科目で授業はさせられるのですが、
将来に役立たないと分かっている技術には身が入らず・・・
要するに私の場合は 最低限知っていればいいや って言う感じでした。
なので、下手ッピ で〜すw
当たり前ですが、技術には当然そのレベルの差があります。
プロの中でも上手な人に出会っていただくkとを ただただ願うっております。
ちなみにですが・・・ 専門学校のクラスメイトには男女いるのですが、 オイルマッサージの時は同性同士で組み実技の授業が行われます。 当然男性は足やお尻などの毛の処理などはしていない時代。 そうなんです。手にはその抜け毛がいっぱい・・・ これが 嫌で嫌でたまらなかった ことお思い出しましたw しかも受け手側の授業の時には、 その授業の後一日中ヌルヌルベタベタ&甘い香りが・・・ カラダからただよってくるわけです。 あまり得意でない香りのオイルを使われた日にゃ 最悪ですよw オイルマッサージの授業がある時は憂鬱だった思い出が蘇ってきた今日この頃です。 そういえば女性と組んだこと思いだしました。 変な意味ではなく、オイルマッサージは女性の柔らかい手と話し方など、 特有の存在感があり、その施術に適している方々が多いのだろう 感じましたし、 私が施術する側になって練習した時は 気を使うのなんのって・・・w 私には 向いていない そう確信したあの日 の話でした。
以上 後半で ゆる〜い記事 となってしまいましたが(途中まで良かったんですけどねぇ・・・)
少しはお楽しみいただけましたでしょうか?
そうであることを願ってます。
追伸
「治療師の裏話を聞きたい」という方もいらっしゃいますので、
気が乗ればまた別の機会に記事にさせていただこうとも思っております。