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健康管理の素 と言って良いものが、
筋肉 なのです。
と言われても、カラダを動かす以外に
健康の 何に役立っているのか ピンときませんよね。
ではその理由を紐解いていきましょう。
※筋肉のお仕事を知ることは「日常の生活に健康をプラス」することができます。 ぜひ最後までご覧いただき、筋肉のお仕事を知ってあげてください。
【筋肉の種類】
カラダには600以上の筋肉があり、これらは
◆心筋(しんきん)
◆平滑筋(へいかつきん)
◆骨格筋(こっかくきん)
の3つに分類され、私たちのカラダを動かしています。
【筋肉のお仕事】
- カラダの動作や、姿勢の維持
- 心臓から血液を送り出す&戻す
- 熱(エネルギー)を作りだす
- 外部の衝撃から守る
- 体温調節
というお仕事を、命ある限り ずぅ〜と 続けてます。
すごく重要なことが、あらためて解りますね。。
【何に役立っているのか】
筋肉のお仕事をもう少し掘り下げて、健康管理の何に筋肉が役立っているかをみていきましょう。
「必要な理由」が見えてきますよっ
1:カラダを動かせる理由
地球上には重力があり、それに負けずに地上でカラダを動かせるのは筋力があるから。
筋肉が関節を 引き寄せたり・伸ばしたり・固定したりすることで、カラダを動かします。
2:血流ポンプ
血液は心臓から 動脈 により全身へ巡らす(行き)
⬇️
静脈により心臓へ戻る(帰り)
これが血液の循環です。
血液はスタート地点である心臓から血液が流れ出すときは、
心臓により勢いよく押し出されますが、
心臓から離れれば離れるほどその勢いは弱くなってしまいます。
そして一番離れた足先まで巡った血液は再び心臓へ戻っていくのですが、
重力にさからい下から上へ流れなくてはいけません。
この時にサポートしてくれるのが「筋肉」です。
足の筋肉の伸び縮みがポンプの機能となり、
血液を 上へ上へと送り帰してくれるのです。
よく「ふくらはぎは第2の心臓」などと言われるのは、
これが理由だったんです。
ちなみに
私たちがおこなう指圧などの手技療法は、
「カラダの外側から筋肉のポンプ動かす」
ことによって血流を促し
様々な効果を引き出します。
直接症状にアプローチするというよりは、
本来カラダのもつ回復能力の背中を押す
といったイメージですかねw<参考>健康の基礎1 血液のチカラ
HTTPS://KGP-NET.COM/93/
3:基礎代謝をUP
体の熱をつくり代謝を上げます。
命を維持するには、体温を一定の範囲にしておく必要があります。
その重役の 約6割 が筋肉のお仕事。
熱をつくり出し常に生命維持を行っています。
熱をつくり出すにはは当然ですが、燃料が必要となります。
それが「糖質や脂質」などとなります。
燃料を使って筋肉がつくり出した熱の消費量が、基礎代謝。
そしてガンガン燃やすその装置が筋肉。
ということは、筋肉の量を増やことで、燃焼率がUPするということですね。
当然、生活習慣病の予防や体重のコントロールなどにGOOD‼︎
4:免疫力UP
免疫細胞を活性化させてくれる材料は筋肉にもストックされています。
ということは、筋肉が減ってしまうとそのストックが少ないということで、
免疫機能が低下してしまうと言われています。
5:水分をストック
カラダの中で 最も水分を溜めておくことができる場所 が筋肉。
そうです。運動不足や加齢などで筋肉量が少ない方が、
脱水症状を起こしやすいのは、これが理由。
6:ホルモン
筋肉はホルモンをつくり出します。
その役目は筋肉や骨の 形成・再生・抗炎症作用をはじめとし、
細胞の保護などがあります。
7:プロテクターとして
外部の衝撃から、臓器・血管・骨 などを筋肉で覆いプロテクト。
カラダを守ってくれています。
筋肉ってスゴイ木ですねっ‼︎
【お仕事の分担】
ここで初めに紹介した種類についておさらいしておきましょう。
③以外は なんとな~く でいいかもです。
①心筋・・・心臓を動かす筋肉
②平滑筋・・・消化や血管の働きをサポートする筋肉
③骨格筋・・・鍛えて増やすことができる筋肉。
筋肉全体の割合で一番多く、4割を占めている。
日常生活の動作で見てわかる筋肉。
【鍛えることで増やせるのが骨格筋】
逆に言えばこの骨格筋(こっかくきん)
「使わなければ減っていく」ということになります。
筋肉は意識して使ってあげましょう。
また筋肉は「疲労やストレス」などによって、硬く緊張します。
するとその機能は低下してしましますので、ケアも必要となってきます。
【筋肉のケア】
①運動をする
筋肉量を鍛えて増やすのが目的ではありますが、
カラダに負荷が少ない軽い運動をしてあげることで血行がよくなり、
疲労回復のサポートとなります。
これを「積極的休養」と呼んだりします。
②積極的休養
カラダの休養を妨げる「交感神経の興奮」は心身の回復を妨げる素。
リラックスを心がけたり、寝る前の明るすぎる光を避けたりして、
精神的に落ち着くようにしましょう。
③しっかり睡眠をとる
上記②と繋がりますが、眠りを妨げるのは交感神経の興奮。
カラダの回復力を遅らせますので、6~8時間を心がけ、規則正しい時間の寝起きをしましょう。
※睡眠のトラブルによる健康への影響は広く深いものがありますので要注意ですよっ
④栄養もしっかりとる
基本的には、日常とる食事の栄養バランスが良ければ、特別なことをしなくても問題はないとの見解もありますが、この「バランス」ってなんなの?となりますよね・・・
肉や魚、大豆食品などのタンパク質や、食物繊維やビタミン、発酵食品などがよいとされますが、
アレルギーの方もいますし、摂取量なども個人差がありますので、
ここでは割愛させていただきますが、
カラダをつくる・修復する・機能を保つ 上で非常に大切なので、
食の見直し、おススメです。
【まとめ】
とかく「アスリートやボディービルダーなどのもの」と思われがちな筋肉ですが、
とんでもなく私たちの健康に重要なものです
筋肉には健康をつくる重要な役割を担当してますので、
運動不足にならないよう気をつけてください。