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血液と健康について教えてください。と質問された時、「血液サラサラ」「血行促進」などが健康に良いと答える方は多いです。しかしその理由を答えることができる人は少ないようです。
血液がどんな役目を担当しているのかがわかると、
これまで以上に健康管理の知識が広がってきますので、
ぜひ最後までご覧ください。
※カラダの中の何が起きているのかな?を楽しく学ぶには最適なのが、
はたらく細胞。正しい知識がグングン頭に入ってきちやう優れもの‼︎
【血液の役目とは?】
私たちのカラダの中で血液が担当している役割は
・酸素の運搬
・二酸化炭素の持ち帰り
・細菌やウイルス)かどの外敵からら防御(殺菌)
・がん細胞を攻撃
・栄養素の運搬
・老廃物の掃除
・止血
・体温調節
などなど。
重要な役割を果たしていることを
再確認させられますねっ。
【血液のどれくらいあるの?】
私たちの体内に流れている血液は、
体重の約12~ 13分の1(体重1キロに80ml前後)
もの量が絶え間なく流れています。
私の体重は70kgなので、約5,4 ℓもの血液が流れて日々カラダを流れています。
【血液の役割を邪魔するもの】
体重の約12~ 13分の1の血液が流れていると言いましたが、
疲労やストレス、病気やケガをはじめとする様々な原因で、
血液中の成分の数値がかわぅてしまったり,
血液の血液循環に支障をきたし働きが弱くしてしまったります。
医学的に血液の成分や働きなどに対しお伝えすると、 膨大な説明量となってしまいますので、これ以上は割愛しますが、 子供から大人まで、楽しくカラダの仕組みを知ることができるアニメ 「はたらく細胞」 と言うアニメがあります。DVDやコミックも発売されていますので、 ぜひご覧になってください。楽して勉強ができちゃいます。 とっても わかりやすいしですよっw
と言うことでお話を戻し、
当サイトでは日常生活と密接に結びついているものを厳選してお伝えします。
それは
ストレス・疲労・食事 の3つ
意外と普通ですよね。
しかしこれらは お互いに影響しあい、
更なる健康被害に発展していく、
こわ~い ものなのです。
【複雑に絡み合う関係】
それではその一つ ストレス を例にとってお話しします。
ストレスが原因となり引き起こす健康への影響は多岐に渡りますが、
その大きな要因の一つ 睡眠のトラブル があります。
順を追ってみていくと
STEP①
ストレスは 交感神経という神経をたかぶらせてしまっている状態の為、 カラダを休息させるために必要な リラックスモードへの切り替えが難しくなります。
これが理由で 眠れない・寝付きが悪い・途中でよく起きてしまう
などという いわゆる 睡眠トラブル へと繋がります。
STEP②
睡眠のトラブルにより、心身に受けたダメージの回復力を妨げます。
STEP③
回復力の低下により、新しいダメージの蓄積が行われ、 カラダの機能が低下
・免疫機能
・胃腸機能
・疲労の回復力低下(肉体 及び 精神)
※ここでは上記3項目に絞らさせてもらっています。
STEP④
機能低下によ李、カラダに影響が出てくる。 ・風邪をはじめとする感染症へのリスク ・食欲不信や栄養の消化吸収、排泄のトラブル ・筋肉や関節などの症状 ・基礎代謝の低下や血液循環の不良 ・精神面のトラブル ・生活の中でのパフォーマンスの低下 (集中力・注意力・記憶力・思考力 などなど) ・自律神経の乱れ ・様々な疾患
【知っておこう‼︎自律神経】
意識とは関係なく自動運転をしている心臓をはじめとする臓器は
自律神経がそのシステムを担当しています。
この神経にはスイッチの「ON/OFF」のように2種類あります。
ON→交感神経(興奮)
OFF→副交感神経(安静)
ストレスにより交感神経が『ON』の状態になったまま
『OFF』に切り替われなくなってしまいます。
この時は心身が緊張興奮状態にあるので、
心臓からはバンバン血液を流している状態。
リラックス状態にスイッチできないことで、
睡眠の質に支障をきたし、回復率が悪くなるのです。
その為、翌日の疲労が蓄積しやすく、
ストレスに対しての余裕も減り、
ダメージは雪だるま式に貯まっていく傾向となります。
万病の素と言っても過言でないでしょう。
翌日の生活へと再突入する前に、できるだけリフレッシュをして、負のループに陥らないように
したいものですね。
【血液のお話に戻る】
「血液のお話からずいぶん外れたのでは?」とお思いでしょう。
そんなことはありません‼︎
皆さんが健康診断などで「採血検査」しますよね?
血液はカラダの状態を教えてくれ、その後の治療方針を決める上で とても重要なのです。
と再びストレスを例にとって説明すると、
心身の緊張状態=交感神経ON
↓
「眠れない」
↓
「疲れが抜けない」
↓
「筋肉が硬くなる」
↓
「血行不良・基礎代謝低下」
↓
「頭痛・肩こり・腰痛・冷え 他」
↓
「再び 寝れない」
個人差はありますが、この様なサイクルにより徐々に
カラダの免疫力が低下するなどと影響した場合、
色々な病気のリスクを高めることとなります。
体調不良の時やその前段階の場合、
健康診断や検査などで採血を行い、
体内の状態を教えてくれるものの一つが、
血液となります。
【注意すべき重要なこと】
重要なことは
・医療機関への受診と指示に従うこと
・日頃の健康管理(食事・運動・休息)
・医学的に正しい知識を知っておくこと
など。それに基づき、健康が成り立っています。
また覚えておいて欲しい注意点として、
人間には 個体差があるということ。
他の大勢には健康にとても良いものでも、自分には健康を阻害」となってしまうものもあります。
また自分ではどうしようもないもの なども中には存在するのが事実です。
例えば
・遺伝子関連(先天性の疾患や、発病のリスクなど)
・環境(大気汚染や騒音などと)
・様々な理由で「病気から健康を阻害してしまう」ものもありますし、
・強い精神的ストレスによる疾患や、それに伴う二次的な健康被害
・投薬が関係しているもの
・ケガなどのによる不可逆的なもの
またこの他にも、健康管理とは関係なくカラダを襲う疾患など、
自分ではどうしようもない症状に見舞われることもあります。
このような時は「医療機関のサポートが必須」と言えます。
精神的にはハードですが、このような時には
「ある程度現実を受け入れる事」が 心の健康に繋がっていきます。
これらのように「命」に直結したり、人生における「社会生活」に影響したりするものの場合は、
医療機関による精密な検査と、医師による診断や指導が 絶対 となります。
結して、あやふやな医療情報に惑わされないようにしてくださいねっ。
【血液のチカラを最大限に引き出す】
健康の3原則「栄養・運動・休息」がそのカギとなりますが、
この中でも現代社会においては
運動不足の問題がとても深刻とされています。
適度な運動は筋肉の作用により「血行促進」が行われ、
カラダの機能を正常に保つ強い味方ですし、何より運動の効果には
「睡眠の質をUP」させるという重要な作用もあります。
ぜひ心掛けていただきたいと思います。
その1:運動を行うなら、大きな筋肉(下半身の筋肉)を使うのが効率的
・階段の上がり
・ウオーキング
その2:筋肉を緩める
・ストレッチ
・指圧やマッサージ
・水分摂取
その3:リラックス
・ストレッチ
・入浴
・指圧やマッサージ
・笑う
・ゆっくり深呼吸
・就寝前部屋を薄暗くしてみる
(スマホを控える)
・就寝前の激しい運動を控える
※栄養について
アレルギーや疾患等の個人差が大きため、ここでは割愛させていただきます。
<注意>
※既往症(持病など)や既往歴、カラダの状態などにより思わぬケガや、
症状の悪化などの、個人差があります。
おカラダの不安がある方は、医師にご相談してください。
上記を行うことでご自身の不利益となると意味がないですからねっ‼︎
【まとめ】
・体調管理には「栄養・運動・休息」の3原則が基本。
・正しい知識があると更に良い
・健康管理には、医療機関での検査や健診、
そして医師による診断や治療とその指示は重要
・症状との上手なお付き合うことも健康管理である
(社会生活への復帰を目指すリハビリなども含)
・日頃のセルフケア
人生を少しでも楽しむ為には、
健康も大きな要素となります。
ぜひ健康と生活を身近なものにするために、
参考にしてみてください。
【後書き】
当サイトのプロローグに位置付けしご覧いただきました、
健康の基礎 血液のチカラ
皆さまの生活に身近な鍼灸指圧師ならではの立場から、
健康に役立つ基礎知識や、生活の中で取り入れやすいその方法を、
科学的根拠を基本に、順次共有してまいりますので。
これからも是非 ご覧いただけたらと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
【著者について】
当サイトの著者は「鍼灸指圧師」の国家資格を持つ
現役の施術家で、
代替医療を行う「医療類似行為者」というカテゴリとなります。
健康の維持や増進などの健康管理と並行し、
受けてしまった疲労やストレスによる症状を
鍼や指圧などと使い
・血行促進
・神経の鎮静
・運動療法やその指導
を施し
・筋肉の緊張や痛みの軽減(頭痛・肩コリ・腰痛・疲労など)
・不快な症状や痛みの緩解(神経痛・関節痛)
・自律神経系の調整
・蓄積疲労の予防
・健康維持増進の為の全身調整
などを目的に施術を行います。
これらの行為は医療の世界では、
カラダの機能を正常に保ち病気などの健康被害を抑止する
「予防医学」に分類されます。
医療機関の受診や治療を必要とする前段階に位置付けられるので
代替医療 と言うわけです。
科学的根拠と東洋医学の領域を活かた施術行為と、
体調の悪化や治療の遅れなどの不利益を抑止する
「医療機関と皆さまの橋渡し役」
が、私たちのお仕事です。